機能性 ヨーグルト で 乳酸菌 を増やす 方法を紹介します。
機能性 ヨーグルト
ヨーグルトがその整腸作用によって特定保健用食品として認められており、その基準は、プレーン、ソフト、ハード、ドリンク、フローズンなど形状にかかわらず、ヨーグルト 1 グラムあたり乳酸菌 1 千万個以上の乳酸菌が含まれていることです。
最近は、乳酸菌のもつ様々な健康効果にも注目されています。
ヨーグルトのパッケージに「LG」「LC」などの記載があれば、それらが健康効果をもつ菌や株の略称をあらわしているのです。これらのヨーグルトには、特定の乳酸菌、株、成分を含めることで整腸効果だけでなくプラスαの機能を強化しており、機能性ヨーグルトと呼ばれています。
具体的な例をあげると、
- ピロリ菌を減少させる
- 免疫力を強化する
- アトピーを改善する
- 血圧を安定させる
- 血糖値を安定させる
- コレステロールを安定させる
など、その機能は多岐にわたります。ただし、薬事法によりその効能は記載がありません。そのため、パッケージからはその効能を知ることが難しくなっています。
売り場ではわかりづらいその効能を以下の表にまとめています。参考にしてください。
主な乳酸菌と株
アシドフィルス菌、カゼイ菌 | 小腸に多くすむ菌。プロバイオティクス効果が高い。 |
ロイテリ菌 | 免疫強化に役立つ |
LG21 | 胃・十二指腸潰瘍の最大の原因となるピロリ菌を減らす働き。 |
シロタ株 | 別名ヤクルト菌。生きたまま腸に届き、免疫力を高める。 |
LGC | 免疫機能やアトピー改善効果が確認されている。 |
LC21 | 生きたまま腸に届き、腸内にすみつきやすい。ピロリ菌減少、免疫力強化。 |
BE80 | 生きたまま腸に届く |
自分に合う ヨーグルト を見つける方法
その商品のヨーグルトを1週間食べ続け、便を観察します。色、におい、形が理想の便となれば腸内に善玉菌が増えている証拠です。
便の観察時には便からわかる腸の状態を参考にしましょう。よい便の状態になる、または近くなれば、効果があらわれていると思って間違いありません。
ヨーグルトは冷蔵庫から出してすぐに食べるのではなく常温程度になってから食べると効果がでます。
冷えたままだと、腸が冷えてしまい、下痢をしたり便秘になったりする場合があります。
開封後は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が減ってしまうという話を耳にしますが、これは本当です。
ヨーグルトに含まれた乳酸菌やビフィズス菌は、空気中の酸素に触れることによって数が減ってしまいます。酸化すると減少するということです。また、酸化が進むと風味が低下していき、酸味が強くなってしまいます。お漬け物なども時間の経過とともに酸味が強くなりますが同じです。
400g入りタイプの場合、1日ではなかなか食べきれませんが、開封したらできるだけ早めに食べてくださいね。